COLUMN専ら物の処理委託にマニフェストは不要?

  • 2014.12.01
  • 廃棄物区分

専ら物の処理委託にマニフェストは不要?

専ら業者に委託する場合のみ、マニフェストは不要となります。

「専ら物」を処理する場合に「専ら物」は廃棄物ではないと誤解されることがありますが、「専ら物」とは、正しくは「専ら再生利用の目的となる産業廃棄物(一般廃棄物)」、つまり廃棄物です。
「専ら物」は具体的には古紙、くず鉄、空きビン類、古繊維を指します。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律の施行について 環整43号より)

図:専ら物の分類

産業廃棄物である専ら物を排出し、他社に委託した場合には産業廃棄物の処理委託となりますので、契約書の締結・マニフェストの運用が必要になります。
ですが「専ら物」は廃棄物処理法の中で取り扱いや管理方法においていくつか免除措置がとられています。そのひとつとして、専ら物のみを扱う業者(専ら業者)に専ら物の処理を委託する場合は、特例としてマニフェストが不要となります。(廃棄物処理法 施行規則 第八条の十九 三 より)
この場合でも不要となるのはマニフェストのみであり、産業廃棄物の処理委託契約書は必要になります。

図:委託の形式別、契約書とマニフェストの必要性

マニフェストが不要となるのはあくまで専ら物の処理を専ら業者へ委託する場合のみです。処理業者に処理を委託した場合は処理委託契約書もマニフェストの交付も必要となります。専ら物の処理だからと言って処理委託契約書もマニフェストの交付も全て不要になる、ということはありません。