COLUMN中間処理で最終処分が完了する場合の紙マニフェストの運用方法は?

  • 2015.05.19
  • 紙マニフェスト

中間処理で最終処分が完了する場合の紙マニフェストの運用方法は?

紙マニフェストのD票とE票に同じ情報が記載され同時に返送されることが一般的です。

産業廃棄物の処理を他社に委託する場合は、マニフェストを交付する必要があります。
紙マニフェストはA~E票の七枚綴りになっており、排出事業者は返送されてきた伝票で委託した処理が適正に行われたことを確認します。
産業廃棄物の処理を行う場合、中間処理が最終処分を兼ねる場合があります。例えば、木くずの中間処理(破砕)を委託し、破砕されたチップがすべて有価物となる場合、委託した中間処理(破砕)を完了することで、最終処分も完了します。

図:中間処理=最終処分の場合の紙マニフェスト

中間処理が最終処分を兼ねる場合の紙マニフェストの運用ですが、紙マニフェストのD票とE票には同じ情報が記載され、同時に排出事業者のもとへ返送されます。
「最終処分の場所」が空欄になっている、「最終処分の場所」が「売却先」になっているなどの誤りが見られますが、このような状態はマニフェストに必要な情報が記載されていない、または、誤った情報が記載されていることとなります。
また、中間処理業者がE票を返送せずにD票のみを返送する場合もあります。これは法律違反にはなりませんが、一般的にはE票が最終処分終了の報告と認識されているため、誤解を生む可能性があります。
中間処理が最終処分を兼ねる場合には、紙マニフェストの流れが異なることに注意して記載されている情報に誤りがないか、しっかりと返送されてきたか確認するようにしましょう。