COLUMN産廃の処理委託契約をまとめて締結することは出来る?

  • 2015.08.25
  • 委託契約書

産廃の処理委託契約をまとめて締結することは出来る?

同じ業者に委託するのであればまとめる事も出来ます。

産業廃棄物の処理を委託する際には、委託先と契約書を締結しなければなりません。
産業廃棄物の処理委託は排出事業者が運搬会社と処分会社それぞれに委託しなければいけません。

(廃棄物処理法第12条第5項)
そのため、基本は運搬会社用と処分会社用の2通の契約書を作成しますが、運搬と処分の委託先が同じ法人の場合などは、まとめて一つの契約書にする事も出来ます。

図:処理フローと契約書をまとめられる範囲

上図のような①から③のような処理ルートで委託を行う場合、①のルートについては、収集運搬業者と処分業者が同じA社であるため、「収集運搬及び処分委託契約書」として、一つの契約書に収集運搬と処分の契約をまとめることができます。
この場合、収集運搬の委託契約書と処分の委託契約書の両方の必須事項を記載していなければいけない点に注意が必要です。
②・③のルートについては、収集運搬業者と処分業者がべつの会社であるため、収集運搬の契約については、運搬の目的地としてC社とD社をそれぞれ記載することで契約をまとめることができます。つまり、②・③のルートについては、B社と収集運搬契約を結び、処分契約はC社、D社のそれぞれと結ぶことになります。

この契約の場合、B社の運搬する廃棄物のうち、C社に搬入されるルートとD社に搬入されるルートが明確にわかるように記載する必要があります。
契約書は記載事項に不備がないよう、処理の流れが不明確にならないよう気を付けて作成しなければいけません。