UNI-PORTのことがまるっとわかる資料がすぐにご覧いただけます。
有限会社クリーンテック福島は福島県いわき市において創業から50年間、解体工事をメインに事業を展開しています。解体の際は事前にアスベスト有無の調査を行うことで法令順守を徹底。部分解体から全部解体まで、一般住宅・店舗・ビル・工場など幅広く対応しています。
6年前に他業種から建設業界に飛び込み現在は同社常務取締役の会田さんは、日頃から建設業界の法令の煩雑さ・罰則の厳しさに危機感を感じていたそうです。
今回は、そんな会田さんにUNI-PORT導入のきっかけや効果についてお伺いしました。
有限会社クリーンテック福島 常務取締役 会田様
当社は福島県いわき市で解体工事やアスベスト除去をメインに事業を展開しております。従業員は17名程で、営業兼オフィスの事務が3~4名、現場スタッフが13~14名程の組織です。私は常務取締役として会社経営だけではなく、現場管理や営業活動も行います。
解体工事は月に15~20棟程度で、木造一軒家を中心にRC造も扱っています。ここ2~3年は借地返却のため、解体から整地までの依頼が県外からも増加しており、更地にする解体が全体の9割ほどを占めているような状態です。
工事の半数以上は元請として案件を承っており、他業者さんにも多数ご協力いただきながら工事をしております。
私は6年前、畑違いの他業界からクリーンテック福島に入社しました。
その際、建設業界はたくさんの法律が込み入っていて複雑な上、知らないうちに法律違反を犯してしまえば、会社がなくなってしまうレベルで罰則が大きい事に驚きました。
「知らなかった」では済まされない!そんな環境に危機感を感じ、当社と関わるすべてのお客様に迷惑をかけないためにも、宅地建物取引士と行政書士の資格を取得し、法律への理解を深めてきました。
アスベスト法改正情報を耳にした際も「会社やすべてのステークホルダーを守るためには法令厳守でアスベストの対応をしなくては」という一心で対応を進めていきました。
事前調査結果報告や作業記録、看板等の掲示物には特にフォーマットがなかったので、行政や同業他社からExcelのひな形をもらって、地道に1枚ずつ手入力するしかありませんでした。
ただ、ひな形で書類や看板を作ろうとはしたものの、やっぱりダメで・・・。
複数の書類に同じ内容を何度も入力しなければならないのがかなり手間でした。また、毎回新しい現場用に書類を1から用意しなければならず、その上入力ミスも頻発してしまい、書類1枚ですらかなりの時間を費やしていました。
はい。当時はまず社内で法令知識がある私が一人で対応を進めていました。
ただ、実際にやってみるととにかくやることが多く、これは自分1人でやっていたら間違いなくパンクするなと感じました。
当時これが本当に大きな悩みの種で、「正直これは無理だろう」とさえ思っていました。
本当に時間もかかるし、でも法令対応はしなくてはいけない。どうしたものかなと悩んでいたことを一番覚えています。
「これは無理だな」と思った一番のポイントは、同じ内容を何度も打ち込まないといけないところですね。工事があるたびに、事前調査結果報告や看板、作業記録等すべての書類を作るためにExcelで入力していたのですが、「同じ内容を何回入力すればいいんだろう」とうんざりしていました。
あとは、1つの工事に対して作成した複数の書類や看板、記録を1つの場所に保存することもなかなか難しくて。
書類の作成・保存場所含めてトータルで、何か一元管理が出来るものがないのかなと考えていた矢先にUNI-PORTに出会いました。
当時、本当に色々と探し回っていたので、見つけた瞬間「もうこれしかないだろう!」と感じました。法令対応が出来るシステムで、かつ進捗・保管を含めて一元管理ができる。その上価格も良心的だな、と。
私一人では、この法令対応の管理は絶対に出来ません。となったときに、費用対効果も高いんじゃないかと思いました。本当に電気が走った、ではないですけれど、とにかく求めていたものに出会えた!と、衝撃でした。
法令通りに事前調査結果報告から作業結果記録、書類保管まで対応できるので、知らないうちに法令違反をしてしまう、という不安が一切ないシステムだと思います。
今回のアスベスト法令の対応は、「とりあえず適当に書類を残しておけば良い」といったものではありません。本当に適正な法令対応をしないと、仕事が受注できなくなる可能性も十分にあると理解しています。
さらに実際に現場で工事をする従業員にとっては、甚大な健康被害が及ぶ可能性がある。
だからこそ、本当にやらなければいけないことがたくさんある、けれども無視は絶対にできないといったところで、せめて管理だけでも楽にしたいという気持ちがありました。
最適な管理方法というのが、UNI-PORTを使って管理していく、ということだったのかなと思います。
作業時間は導入前と比較すると半分以上は確実に削減できています。体感だと5%ぐらいまで減ったように思います。
ですが一番大きな効果は、UNI-PORT内の入力項目を確認すれば「今やらなければならないこと」が明確に分かるので書類作成の抜け漏れがなくなった、という部分だと思います。
自分でExcel対応していた時は、正解・不正解もわからないですし、この対応で正しいのか?抜け漏れがあるのかどうか?何もわからず、確かめようがないんです。だから、もしUNI-PORTを導入していなければ、現場の数がどんどん増えていくにつれてもうお手上げで、全く管理できなくなっていたんじゃないかなと思います。
対応していない工事が増えれば増えるほど、何かがあったときに本当に取り返しのつかないことになってしまいます。早めに導入して活用できて、心からよかったと思いますし、「UNI-PORTを使っていれば大丈夫」という安心感の元、仕事が出来ている部分も助かっています。
今は現場の作業員さんが必要な写真を撮影し、私を含めて2~3人の営業担当がUNI-PORTで事前調査報告から作業記録等の書類保管まで行っています。
現場の写真は現場の作業員さんに撮影をお願いすることもありますが、基本的に営業担当が1人で最初から最後までUNI-PORTで全て管理運用をしています。
管理システムの導入は初めてでしたが、UNI-PORTはシンプルな作りなので社内でも問題なく使用できました。
登録件数は月7~10件と月ごとにバラつきはありますが、継続的に使用しています。
しっかりと対応ができているので、行政の立ち入り対策も万全にできており、指摘や指導を受けることもありません。
首都圏と比較すると対策がやや遅れているのかもしれませんが、福島県でも取り締まりがだんだんと厳しくなってきていますね。立入検査では「事前調査報告内容と設置看板が一致しているか」といった基本的なチェックが多いのですが、近頃は携帯書類の確認など検査内容が細かくなりつつあると思います。
先月も立入検査が入ったのですが、アスベストに関しては、建設リサイクル法・廃棄物処理法・労働安全衛生法・大気汚染防止法などの監督部署が大勢で合同パトロールを実施していました。
立入検査では、まず必ず看板が見られます。看板の内容と事前調査結果報告に相違がないかをまずは確認することがほとんどで、あとは養生を石綿を取り扱う箇所できちんと使用できているかと言った部分のチェックもあります。
このようなパトロールが増えていることもあり、当社の周りの現場でも、掲示用の看板や事前調査報告の書類保管に対する意識が高まってきています。
立入検査は入ってきますが、看板や事前調査結果、それ以外の部分でも行政からの指摘はありません!本当にUNI-PORTを使っているからだな、と感じます。
書類や看板、作業記録を作るなどどの作業も時間がかかり、慣れないまま諦めていた矢先に導入をしてから日々効果を実感しています。作業の効率化・一元管理が出来るので費用対効果が高いシステムではありますが、一番のおすすめポイントは簡単な操作で法令遵守が叶うという点です。
冒頭でもお話しした通り、建設業界は法令・罰則がかなり厳しいと感じます。会社が潰れてしまうリスクがあるということは、会社が法律を守らない=従業員さんやお客様を守れない、ということです。
だからこそ会社は、「守りの管理」をしっかりしていかなければならない。
確かに今回のアスベスト法令に対して万全な対応をしても「直接的にすぐ売り上げが上がる」と言ったような効果が出るわけではありません。ですが、「会社を守る行動・管理」をすることで従業員やお客様に対しての責任を果たす事こそが、結局は営業力になっていくと考えています。
同業者と話していても、アスベストの法令対応や立入調査での指摘に困っている方が本当に多いと感じています。
アスベストを取り扱う上で必要なたくさんの書類作成・保管の運用管理に困っている方には、早めに導入していただきたいサービスです。
アスベスト法改正決定時から迅速に法令遵守対応の準備を始めた有限会社クリーンテック福島
業界のリードランナーとしてご活躍されるみなさまのために、我々EMSも一気通貫の環境サービスを提供してまいります。