COLUMN優良産廃処理業者認定制度

  • 2014.08.29
  • その他

優良産廃処理業者認定制度

優良産廃処理業者認定制度とは、平成23年4月から運用を開始した制度です。この基準を満たした処理業者は優良認定業者と呼ばれます。優良認定業者の許可証には優良と記載されます。

図:優良認定を受けた産業廃棄物処理業者の許可証

優良産廃処理業者認定制度の基準は以下の通りです。

■実績と遵法性
5年以上産業廃棄物処理業を運営、廃棄物処理法に違反して改善命令等不利益処分を受けていない

■事業の透明性
会社情報、取得している許可の内容、産業廃棄物の処理状況、施設の維持管理状況など、産業廃棄物に関する情報をインターネット上に一定期間以上公表している

■環境配慮の取組
ISO14001やエコアクション21等の承認を取得している

■電子マニフェストの利用
電子マニフェストシステム(JWNET)に加入しており、電子マニフェストの利用が可能

■財務体質の健全性
直前3事業年度のうちいずれかの事業年度における自己資本比率が10%以上であることや、法人税等を滞納していないことなど、財務体質が健全であること

参考:環境省HP『優良産廃処理業者認定制度』

このような基準を満たさなければならないため、認定を受けた業者はコンプライアンスに対して一定の意識を持っていると言えます。また処理委託先を選ぶ際に判断基準となる情報も多く公表しています。
ただし、この認定は不適正処理が行われないことを保証するものではなく、不適正処理が行われた際の排出事業者責任が免除されるものでもありません。
処理業者を選ぶ判断基準の一つとしては有効ですが、認定されている業者だからと安易に産業廃棄物の管理を全て任せてしまうことは問題があると言えます。